
少しずつスマートホーム用のアイテムが増えてきたので、我が家のスマートホームをご紹介します。スマート家電化するためのアイテムとして、家電とスマホをつなぐアイテムとして、スイッチボットやNatureREMOを使用しました。それ以外にも家庭内LANにつながっているような家電も含めて紹介します。
まず、現状をご紹介します。
我が家の部屋別、スマートホーム化の状況
玄関
安定したWi-Fi環境のためには、優れた無線LANルーターが欠かせません。ルーターはなるべく3年に一度見直しして、買い替えるようにしています。
ホームゲートウェイ BL1000HW
意外とプロバイダから貸し出ししているONU(回線終端装置)が見落としがちかもしれません。あまり大きなニュースになりませんが、新しい規格が登場して通信速度が大幅にアップしたりすることがあります。数年前にAU光回線を契約された方は要チェックなのですが、BL900HWというレンタル機器の後継機BL1000HW(IEEE802.11ac対応!)が登場しています。私は、auひかりのサポートに電話で連絡して3000円で交換してもらうことができました。無線LANルーターが最新機種でも、その手前の貸し出し機器が旧式では無線LANの性能を十分に発揮できません。
上の写真が新機種BL1000HW
この下の写真が旧機種BL900HW
私は、高速インターネット通信をしたくてすぐに交換を申し出ました。
無線ランルーター NEC Aterm WX3000HP
ルータースペックで無線LAN同時接続可能台数36台にひかれて購入しました。2ストリーム(5GHz帯/2.4GHz帯) かつ、次世代規格Wi-Fi 6+安定通信機能搭載。快適な複数台同時接続を実現したこのルーターはおすすめです。
NECのウェブサイト「見えて安心ネット」で無線LANに接続している端末を確認することもできます。
我が家は40台接続中です。一見超えていて、接続が不安定になるのではと思いますが、今のところ”同時”接続台数が36台になることはないので接続が不安定と感じることもありません。
LANケーブル BUFFALO ツメの折れないLANケーブル カテゴリ6a ストレート フラットタイプ ブラック BSLS6AFU20BK
意外と見落としがちかもしれません。LANケーブルの規格も進化していますので、一見同じような線に見えても性能は段違いということがあります。NEC Aterm WX3000HPにあうLANケーブルとなればカテゴリー6aくらいがちょうどいいです。私はルーターの買い替えと同時に、必要に応じて家中のLANケーブルの買い替えをしています。10数本あるので、優先順位をつけるとすれば、少なくともホームゲートウェイとWi-Fiルーター間のものは適合LANケーブルに変えるところから始めます。ルーターを買い替えても速度が上がらないときに、一考する価値がある部分です。
寝室
グーグルホームミニ
Nature スマートリモコン Nature Remo Remo-1W2(2nd Generation)
新登場 Fire TV Stick – Alexa対応音声認識リモコン付属 | ストリーミングメディアプレーヤー
リビング
グーグルホームミニ
スイッチボット
メインの音声入力はGoogle Home Mini
トリガーにはグーグルホームミニをメインで使っています。補助用に、iPhone12のSiriやAmazonのEcho Autoを活用しています。もともとは、iPhone12のSiriが手軽でシンプルにまとまるので、最初のころは使っていましたが、音声認識がいまいちで、ストレスが溜まってきたので、スマートスピーカーを導入することにしました。とりあえず、安かったグーグルホームミニを買ったところ、音声認識率が段違いに良かったので、2台増設して稼働させています。
もとからのスマート家電はないので、スマート家電に対応しない家電をスマート家電化できるように、「TP-LINK」のスマートプラグでサーキュレーターや扇風機、加湿器を制御したり、「スイッチボット」の物理ボタンで、コーヒーを沸かしたり、Nature HOME MINI 2で照明のコントロールをしたりしています。
入力デバイスとして期待していたiPhone12のSiri、Amazonエコーオートは使うのをやめました。使わないことを決めた1番の理由は、音声入力の精度がいまいちだったからです。アレクサ!ヘイシリ!といったキーフレーズをうまく聞き取ってもらえることもあれば、うまく聞き取ってもらえずにスルーされてしまうこともあったりして、そんな不便な思いをするなら想像しているスマートホームからかけ離れるなということでグーグルホームミニを採用しました。オッケーグーグルは95%以上の確率で、音声を認識してくれ、正しく次の動作に移行してくれます。
グーグルホームミニでも不満はあります。
Google Home Miniの残念なところ
今後の検討課題として積み残しておきます。①Amazon music Unlimitedに加入しているが、グーグルホームミニでは直接の再生ができません。
TP-Link WiFi スマートプラグ(HS105)
家の中でAmazon Echo Autoを使ってみる試み
レアケース!?接続トラブル発生、デバイスが表示されない。
※家の中でAmazon Echo Autoを使うのは邪道かもしれません。とりあえず買ったものの、車内で対してうまく活用できず、やむなく家庭内で使用している状況です。Echo Autoに関しては、スマホとのブルートゥース接続が必須なので、Echo Autoのおいてある部屋に必ずスマホがなくてはならいないので、1人暮らしでワンルーム住まいの方であれば、使えないことはないかなといったところです。一方で、我が家では、家族で生活していますので、Echo Autoとペアリングしているスマホがないとただの置物になることを避けるために使用しなくなったiPhoneをブルートゥースの接続先として設定し、常時Echo Autoとスマホをセットで、据え置きしておくことで、常時、Echo Autoの機能を使用できるようにしています。
接続までにひと悶着あったので、その記録もここにしておきたいと思います。iPhoneとの接続に不具合があるのかもしれませんが、普通にEcho Autoの接続画面から、iPhoneのアレクサアプリで接続設定しても、デバイスの検索画面でEcho Autoが表示されません。いったいなぜだろうと悩みました。ネット上を調べてみるも、皆さんうまく接続できているのかペアリング段階でのトラブルはあまりヒットしませんでした。
私の場合は、原因を探っていくとログイン時にAmazon.comといういわゆるアメリカ版のAmazonのアカウントと連携されてしまったらしく、アメリカ版Amazonのほうでデバイスの管理画面を開き、デバイスとしている登録されてしまっているEcho Autoを発見。そのデバイス登録を解除。その後、慎重に登録しようと思い、iPhone上のブルートゥース設定から一度、Echo Autoとの接続を確立。その後、アレクサアプリで、デバイスの登録、ログイン設定をしたところ普通に使えるようになりました。
何度やっても、デバイスの検索画面で、Echo Autoを確認することができなかったのは、アメリカ版Amazonのほうで端末登録されていしまっていたからというところに気が付くのに相当時間がかかりました。どなたか同じところで悩んでいる方の参考になれば幸いです。
家の中で使う分には問題はないです。音声認識もグーグルホームミニに劣るもののiPhone12のSiriよりは良好で十分使える品です。スマートな接続方法かというと微妙ですが、どうしても車内で使わなくなった時の活用方法として1案といったところです。
結論として、スマートホーム化を進めるうえで、TP-LINKや、NATURE REMO、スイッチボットの連携で不具合は起きないものの、スマートホーム化した家電の管理上は一つのアプリで一括管理できることに越したことはないです。
私の環境であれば、物理ボタンを使うために設置したともいえるスイッチボットは、物理ボタンの使用が必須でなければ、その他機能はNatureREMOにすべて集約できるわけで、照明のオンオフやテレビのオンオフの設定に当たり、リモコンのプリセットが完備されているNatureRemoのほうがスイッチボットよりも使い勝手は数段上です。スイッチボットは照明のオンオフ、テレビのオンオフ程度のプリセットしか初期設定では入っていないので、例えば、照明のリラックスモードや常夜灯の点灯については、手動で一個づつ設定していくのがだいぶ手間でした。テレビも入力切替ボタンとか、Dボタンとか必要に応じでボタン設定するのが手間でした。また、NatureREMOもスイッチボットもよく使う機能をシーンとして登録することができますが、シーンのカスタマイズ、拡張性もNatureREMOのほうが機能的に上手です。例えば、テレビの電源ボタンを入力した後、5秒後に入力切替ボタンを入力させるというシーンをNatureREMOでは作成できますが、スイッチボットのほうは、待機時間を設定することができません。テレビのほうで、電源投入直後に、入力切替ボタンを受信できない場合は、スイッチボットでは、望むようなシーン作成が困難だと思われます。
物理ボタンを使わなくてよいならば、NatureRemoを導入して、家の各部屋に設置していったほうがスマートホームをシンプルに楽しむことができると思います。
TP-LINKのスマートプラグも同じです。スマートプラグによらずに操作できる家電のみの使用であれば、Tp-LinkのアプリKASAのお世話になることなく、NatureRemoに集約したほうがスマートです。