
朝の目覚めとともにコーヒーを楽しめたらどんなに素晴らしいか。理想のコーヒーライフを追い求めて、デロンギの全自動コーヒーマシン「マグニフィカ S・コンパクト全自動エスプレッソマシン」を購入しました。
早起きして、マシンのスイッチを入れるとコーヒー豆の香ばしい匂いが鼻をくすぐります。
今回購入した製品の型番はエントリーモデルのECAM22112よりもワンランク上、スタンダードモデルのECAM23120です。
デロンギのコーヒーサブスクリプションサービス「ミーオ!デロンギ」がとてつもない人気を博しているというニュースを見て、どうしても欲しくなって、しばらく受付再開を待っていました。しかし一向に在庫が復活の兆しはなく、1カ月のサブスク待機を迎えたあたりで決心。いっそのこと買ってしまおう!ネットで調べると、意外なことに、ミーオ!デロンギの月額契約よりも、一括で本体を買ってしまったほうが、後々の維持費が安く済むことが判明。ミーオ!が「新規受付を一時停止しております」状態で逆にありがたく思いました。
デロンギの全自動コーヒーマシンとしての実力は?
デロンギの全自動コーヒーマシンで入れるコーヒーは格別です。香りが高く、コーヒーを楽しめて、気持ちがすっとリラックスモードに。
我が家にある、ネスレネスプレッソ「ピクシークリップ」やUCCドリップポッド「DP3」と比較しても、コーヒーの香りはとくに際立っていて、とても心地よくコーヒーブレイクタイムを過ごせています。ぜひ皆さんにお勧めしたいコーヒーメーカーです。カプセル式の前述2機種と比べても、メンテナンスの手間は大して増えません。
コーヒーマシン「ECAM23120」の特徴
主な特徴をご紹介します。
わずか2ボタン。究極にシンプルな操作
「電源ボタン」を押して、「抽出量選択ボタン」を押すだけ。わずか2つのボタンを押すだけでおいしいコーヒーを楽しめます。事前の準備として、コーヒー豆と水を本体に入れるだけです。あとはコーヒーマシーンが抽出時に最適な水と豆の量を自動で計量します。
準備の手間は、カプセル式コーヒーメーカーのネスプレッソやドリップポッドとなんら変わりません。飲みたいときに飲みたいコーヒーが思いのままに楽しめます。2杯同時抽出機能もありがたい。
飲み終わった後も、コーヒー豆の後処理も自動で、カップに納まり、挽いた後のカスも自動で内部洗浄してくれるので常に清潔な状態で本体を使い続けられます。
デロンギでは「パーフェクト全自動」と宣伝し、このメンテナンスの簡単さが本体の大きな売りになっています。
コーヒー豆を丁寧に挽くことができる
コーヒー豆から挽くことで、挽きたての強いコーヒーの香りが楽しめます。カプセル式がカプセルに粉を封じ込める過程を工場で行っているのに対して、デロンギのマシンは自宅で豆を挽くことができる。これがほかとは、一線を画す特徴になっています。また、デロンギのコーヒーを挽く技術は、業務用製品で出しているコーヒーメーカーの技術を受け継ぎ、最高の状態で、豆本来の香りを1杯のコーヒーに凝縮してくれます。
コーヒー豆を挽き、豆を粉状に細かくすることで、お湯と接する表面積を増やし、成分を抜き出しやすくしています。
ちなみにコーヒー豆の一般的な挽き方の粒度は5段階あります。極細挽き、細挽き、中細引き、中挽き、粗挽き。
このうちデロンギのコーヒーメーカーで楽しめるのは、極細挽きから細挽きの間の2種類です。その2種類の間の範囲内で、好みに合わせてなんと7段階の調整が可能です。たとえ同じコーヒー豆であっても、挽きの粗さを変えることで、同じコーヒーでも挽き方を変えると様々な味わいを引き出すことができます。デロンギで挽ける粒度2種類の特徴は以下の通りです。
極細挽きの特徴
高温で抽出するエスプレッソ向きで、苦みの強い濃いコーヒー向きです。
この粉をペーパードリップで使うと、粒度が小さすぎて、ろ過できずにお湯がペーパーの中に溜まってしまうほどの細かさです。
細挽きの特徴
ペーパードリップ抽出やウォータードリップ抽出(水出しコーヒー)向きです。銘柄の持ち味をより活かすのに最適です。
コスパがいい!
コンビニコーヒーやカプセル式コーヒーメーカーに比べて、コーヒー1杯のコストを抑えられます。
実際に値段にしてみると15円~30円程度です。
どれだけお得なのかは、デロンギ公式サイトで簡単に試算できます。
私がデロンギのコーヒーメーカを購入しようという決め手になったコストパフォーマンス試算ページです。
https://barista.delonghi.co.jp/perfect/simulation.html
購入前後に気になったこと~よくある質問~FAQ
コーヒー豆の保存期間は何日間?
コーヒーマシンの豆を投入する部分にはゴムパッキンで密閉した状態で保存できるので、マシンに入れてから30日程度はおいしく味わえます。マシンに入れれるのは250gがマックスなので、1杯7g消費するとして換算すると約35杯分抽出できる。つまり、1日1杯飲む人であれば、ムセッティのコーヒー豆1袋をそのままマシンに投入して全く問題ないことになります。我が家では35杯を1~2週間ほどで消費するので1袋すべてをマシンに投入することについて、全く問題ありませんでした。使用環境に合わせて、調整するといいです。
ドリップコーヒーとエスプレッソコーヒーって何が違うの?
ドリップ式は、コーヒーの粉にお湯を回しかけて、自然の重みでろ過する方法です。一方のエスプレッソ式は、ポンプで圧力をかけて、短時間で一気に抽出する方法です。エスプレッソはコーヒー豆特有の豊潤なフレーバーとクレマを楽しめます。
1杯あたりの費用はいくら?
1杯約37円です。※豆の種類によって異なります。
ムセッティのクレミッシモのコーヒー豆1袋(250g入り)を購入した場合で試算します。
1袋アマゾンで実売価格1300円、1杯7g消費するとして250gで35杯。
ムセッティ・クレミッシモの商品説明は以下の通りです。ご参考まで。
コーヒー農園の生産管理から 生豆の選定、ブレンド、焙煎、包装に至る全工程における厳格な基準をクリアした良質のコーヒー豆
イタリア語で「楽園」を意味する「パラディソ」。甘い香りとほのかに感じるフルーティな味。ムセッティ社の中で最も歴史のあるブレンドで、専属バリスタのルピ氏がイタリアのバリスタチャンピオンになったときに使用したブレンド
初期不良かな
水受けトレイにうまく水が入らない。水受けトレイがびちょびちょに。
マシンが平らな場所に置かれているか確認しましょう。水平になっていない可能性が高いです。マシンの本体側のプレートに水がたまるようであれば、本体の後ろ側に厚手の紙を挟んで若干手前に本体が傾くように傾斜をつけてみましょう。この方法で問題が改善されたら、台の水平を調整しましょう。
エントリーモデル「ECAM22112」とスタンダードモデル「ECAM23120」の違い
抽出量設定ができるかできないか。カップにちょうどいい抽出量にしたいとなれば、スタンダードモデルを選んだほうがいいでしょう。私の場合、これまでドリップポッドでマイボトルいっぱいにコーヒーを入れて、持ち歩いていたので、この抽出量設定の有無はコーヒーメーカーを選ぶうえで重要な要素の一つでした。
アイスコーヒーの作り方
1杯抽出[少] 40mLボタンで作るエスプレッソを、氷をいっぱい入れたグラスに注ぐだけで完成します。
とくにムセッティのロッサは深掘りで苦みが効いていて、すっきりとしたアイスコーヒーに最適な豆です。
また、ムセッティのパラディソで作るってもうまみと苦みのバランスがいいアイスコーヒーに仕上がります。
パラディソのアイスコーヒーの風味は、セブンのアイスコーヒーにとても似ています。セブンのアイスコーヒー好きであれば、間違いなく気に入ると思います。
抽出量比較 デロンギ&ドリップポッド&ネスプレッソ
抽出量の目安を機種ごとにまとめました。
デロンギ ECAM23120
5段階(好みに合わせて抽出量の調整が可能)
1杯抽出[少] 40mL(20mL~180mL)
2杯抽出[少] 80mL(40mL~360mL)
1杯抽出[多] 120mL(20mL~180mL)
2杯抽出[多] 240mL(40mL~360mL)
カフェ・ジャポーネ 180mL(120mL~250mL)
UCCドリップポッド DP3
7段階
200mL
180mL
160mL
140mL
120mL
100mL
70mL
ネスレネスプレッソ ピクシークリップ
2段階(手動で都度調整可能)
大カップ(ルンゴ) 約110ml
小カップ(エスプレッソ) 約40ml
コスパも比較
追って追加します。
まとめ
今回紹介した機種はこちら!デロンギ コーヒーメーカー スタンダードモデル ECAM23120
ひと月あたり100杯のコーヒーを飲む私がおすすめします。
マシンのスイッチを入れるだけで、コーヒー豆の香ばしい匂いに包まれる。このコーヒーマシンがあれば、素晴らしい1日が始まります。ブラックとホワイトの2種類があります。