
約4年ぶりの新モデル、待ちに待ったSONYのデジタルミラーレス一眼カメラ α6700を手に入れました。これまでメインで使っていたZV-E10からの買い替えになります。
アイキャッチ写真の木製たまごのおもちゃもα6700で撮影しました。暗めの室内でも、撮りたい人やモノに素早くピントが合って、きれいに撮れます。
本記事では、オートフォーカス性能に優れていて、素敵な人物写真が撮りやすいα6700をご紹介したいと思います。
本記事の下部では、50以上の素敵な作例をご紹介していますので、ぜひご覧ください!
α6700の外観。シンプルでかっこいい。
買い替えた理由
私がZV-E10からα6700に買い替えたのは、太陽の日差しを浴びて、元気に遊び回る子どもを綺麗に撮影するためです。
ZV-E10もコンパクトかつ高画質ですごくよかったのですが、子どもの成長とともに、日中明るい時間帯、日差しが照りつける公園などの屋外での撮影シーンが増えたことが、買い替えの大きなきっかけとなりました。
ファインダーのないZV-E10 vs ファインダーがあるα6700
ファインダーのないZV-E10では、液晶モニターで撮影した画像をチェックする必要がありますが、いかんせん日差しが強いので、プレビュー表示がよく見えません。屋外晴天モードが搭載されているので、モニターの光度を最大限に上げることで、構図は確認できますが、ピントが合っているかやボケ具合がうまく確認できず、不満を抱えることが増えました。
ちなみに、私はCANONのコンパクトデジタルカメラ G7X Mark IIIも持っていますが、炎天下でのモニターはやはり見えにくいですね。
屋外晴天の公園撮影で役に立つのが、ファインダーでして、カメラの覗き窓から被写体を確認すると、どんな日差しの中でもはっきりと写真の全体像を確認することができます。
旧機種のα6400 vs 最新機種のα6700
オートフォーカスが強力で、子どもを撮影するカメラの最適解として、α6400がよく取り上げられることがあります。α6700は、シャッターチャンスを逃さない能力が保障されたα6400の正統進化、後継機にあたるため、これから子どもが生まれる人は、価格の問題はあるにせよ、徐々にα6700の方にシフトしていくものと思います。α6400にはなかったボディ内の手ブレ補正機能も追加され、子ども撮影用のカメラとして非の打ち所がないカメラに仕上がっています。
α6700ファン!~LINEオープンチャット~
さて、まずα6700購入者やこれから購入しようとしている人が情報交換している場所をご紹介します。LINEオープンチャットといってLINE上の掲示板・お悩み相談所みたいな場所です。
LINEオープンチャットとは?
「LINEオープンチャット」とは、LINEに新しく実装されたグループトーク機能です。
LINEには友達を複数名招待できる「グループトーク」機能がありますが、それとは大きく違った以下の特徴を持ちます。・グループトークは最大500名まで、オープンチャットは最大5000名まで参加可能
・友達追加せずにチャットに参加できる
・チャットごとにアイコン、名前を設定でき、匿名での参加が可能
買い替え検討中の人や新機能を試している購入者の感想が見れます。
チャットなのでレスポンスが良く、買う前に気になるところを聞いたり、買った後の情報交換ができます。
・α6700はα6400から買い替える価値はありますか
・α6700はZV-E10から買い替える価値はありますか
・α6700とα7 IIIで迷っています
・α6700のポートレート撮影でおすすめのレンズを教えてください
・α6700で子どもを撮影するときのおすすめのレンズを教えてください
・α6700の周辺機器で買ってよかったものがあったら教えてください
・子どもを撮影するならiPhoneよりもミラーレスあるいは一眼カメラがあった方がいいの?
・iPhone14をもっているんだけど、α6700を買う必要はある?
α6700を使っている人がいろいろ教えてくれるコミュニティーです。α6700の情報収集の合間、ここのコミュニティーでサクッと情報を得てみてはいかがでしょうか。
リンク先
「こんなに高いカメラ必要なの!?」配偶者様の同意を得るために
定価20万円を超えるカメラα6700を子ども撮影用カメラとして購入するにあたり、配偶者様への相談は欠かせないでしょう。特に、子どもが生まれるあるいは生まれた直前というのは、出費が重なる時期ですので、なおさらです。
ベネッセ教育研究所による、子どもの撮影にまつわる調査結果
ベネッセ教育研究所が、子どもを持つ親、約2,600人を対象に実施した「写真や動画での子どもの撮影について」のアンケート結果があります。
https://benesse.jp/kyouiku/201012/20101222-3a.html
詳しくは上記サイトをご覧ください。概要を説明すると、「子どもの写真を撮る頻度は、学年が上がるにつれて減少」することが報告されています。
これはこの記事を読んでいる方の想定の範囲内かと思います。
続けて、子どもの写真を「月に数回撮影する人の割合」を簡単に紹介すると以下の通りです。
就学前 約86%
小学1年生 約54%
小学2年生 約50%
小学3年生 約40%
小学4年生 約37%
小学5年生 約36%
小学6年生 約26%
中学1年生 約15%
以下、減少を続けます。自分の子どもの頃を思い出してみても、中学生でカメラを向けられた記憶はほとんどありません。
子どもが撮られたくないという主張も出てきて、このような割合になっているのでしょう。注目すべきは、小学2年生には2人に1人がもう「月に数回」も写真を撮ることがないとなっていることです。そうなれば、この時点で初めて高いデジカメを買う意義はないのかなと思います。買うタイミングはもっと早めでしょう。例えば、小学校の入学を機にいいカメラを買ってしまうのは、無駄な買い物かなと考えさせられるアンケート結果です。せっかくなら、生まれる前か生まれた直後に買って、使い込んでいくのが賢い買い方でしょう。
一番多く、小学校中学年くらいまでがボリュームゾーンでそれ以降は子どもがあまり撮影されてくれなくなります。これはカメラを趣味としている諸先輩方の話を聞いても真実のようです。カメラを買うなら子どもが生まれたばかりの時に、一番良いものを購入することをおすすめします。他にもいろいろと出費が嵩む時期なので、よく話し合って購入することをおすすめします。
カメラの買い替え周期は6年ほど
カメラの買い替えスパンは一般的に6年と言われています。これは内閣府が実施している消費者動向調査結果に基づく数値です。消費動向調査というのがあり、それによるとカメラの平均使用使用年数は6年です。買い替えの理由は、故障によるもの、それから、上位機種への移行、この2点が多いようです。5年もすれば技術進歩によって、よりいいのが出るのでこちらも想定の範囲内かと思います。
子どもが生まれた時に買って、小学生に入ったタイミングで買ってくらいのイメージでいいのではないでしょうか。
結論 子どもの成長はあっという間。カメラを買うなら子どもが生まれる時がベスト
α6700は、カメラ単体とレンズが付いてすぐに使えるズームレンズキットの2種類のパッケージが販売されています。
もし、初めてミラーレス一眼カメラを買うとすれば、ズームレンズ付きのキットをお勧めします。
このレンズが一本あれば、とりあえずの撮影で困ることはないはずです。
その上で、子ども一眼らしいふわっとした写真や、背景がボケて、子どもが引き立った写真を撮りたい時は、単焦点レンズを追加購入すると良いと思います。私も使っているおすすめのレンズを一番最後に紹介します。ちなみに、小さい子どもの撮影においては、ポートレートの王道の焦点距離35mm換算で50mmのレンズを買ってしまうと使いにくいのでご注意を。
費用としては、ズームキットレンズ 262,900円(税込)。仮に、5年使用使用するとしたら年50,000円程度、月4,000円程度となります。
番外編 どんな写真を撮ったらいいのかわからない人はこちらもご覧ください
50作品以上のα6700の作例はこちら
ソニー公式「αcafé αユーザーの作品ギャラリー&コミュニティサイト」
日本全国のαファンによる投稿サイトには、発売されて1週間も経たないうちに、50作品以上の写真がアップロードされています。
実際にα6700を購入した人の作品などで、どれも力作揃いです。
被写体は、子ども、動物、飛行機、植物など。そして撮影時間帯は、日中のほか、明け方や夕暮れなど。逆光、室内といった、カメラ・レンズ性能が試されるシーンでの作例も多数掲載されています。α6700を持って、ワクワクした気持ちで撮影したことが伝わってくる作例集をぜひご覧ください。
https://acafe.msc.sony.jp/photo/list/type/9/order/tag/order2/lately/camera/ILCE-6700
個人的に好きな写真
同サイトに掲載されている「青空とひまわり」
https://acafe.msc.sony.jp/photo/detail/item/000048031879GE?ltyp=15&lpag=1<ag=<md=&lcmr=ILCE-6700&llen=&lphr=
太陽に向かって咲くエネルギッシュなひまわりがダイナミックに表現されています。花びらの細部まで綺麗に写し出されています。α6700には、こんな素敵な写真が撮れる性能を秘めています。
私が撮影した写真はこちら
画像をクリックすると画像を拡大表示できます。全てα6700で撮影し、加工していない状態(JEPG撮って出し)の写真です。それぞれ20MBほどの容量ですので、読み込みに多少時間がかかるかもしれません。
使用機材:α6700、E 16-55mm F2.8 G(満月はα6700、FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS)
拡大すると青く色づいたブルーベリーの質感までもが確認できます。
青葉の葉脈と、その向こうには蜘蛛の巣がしっかりと写し出されています。
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